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伸びた鉄板はシュリンキングツールで絞る

先日、新しい工具を購入しました。 Cam Auto CBH300Aという、伸びてしまった鉄板を絞るための特殊ツールです。

cam auto shrinking tool

「鉄板が伸びてしまった状態」というのは、イメージ的にはピンと張ったビニールを指でグッと強く押すと、そこだけ伸びて袋状になり、指を離してもピンと張りのある状態には戻らない……あの状態が鉄板で起きているのです。

一度そうなってしまうと、鉄板がペコンペコンしてコシがなくなり、通常のデントリペアの押し出しだけでは修復が困難になります。 そこで、この新しく購入したシュリンキングツール(絞り機)の出番です。

今回はリアクォーターにできた、割と大きなヘコミの修理に使用しました。 パッと見、「これは伸びているだろうな」と思ったのですが、案の定、リアバンパー近くのヘコミ部分が伸びていました。 指で押してみるとペコンペコンしていて、鉄板に全く張りがありません。

このツールの使い方は少し特殊です。 まず電気を通すために、鉄板の裏側の塗装を剥がして鉄板をむき出しにします。そこに電極の棒を当てて、通電させて熱を加えることで鉄板を「絞る」のです。

ペン先ぐらいの範囲だけ局所的に「ジュッ」と熱を加え、周りの鉄板との温度差でキュッと縮めます。

基本的に表の塗装面へのダメージはほぼありませんが、出力を誤ると塗装が焦げてしまうリスクもゼロではありません……。 実際に作業中に塗装面を触ってみると結構熱を持っていたので、これは本当に慎重な作業が必要です。
塗装を剥がした鉄板の裏側は錆びないようにジンクスプレーで防錆塗装します。

このCBH300Aは他のシュリンキングツールとは決定的に違う点があります。 それは、鉄板にあてる棒の横から、エアーガンの様に風が出る仕組みになっていることです。

絞りと同時にエアーを出して、熱を持った鉄板を瞬時に冷やす事ができるのです。 これにより「焼き縮め」の効果を高めつつ、鉄板が熱くなりすぎて塗装を痛めるのを防ぐことができます。この安全性の高さが、この商品に決めた一番の理由です。

リアクォーターにできたヘコミ
Before
リアクォーターにできたヘコミ
Before
デントリペアで修理後の写真
After
デントリペア修理後の写真
After

今回はこのシュリンキングツールのおかげで、無事にデントリペアで修復することができました。

今までじゃ直せないヘコミも直せるようになり、このツールを購入して本当に良かったです。
シュリンキングツールはゲームチェンジャーですね…!!

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